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黒い聖域

安岡久遠の小説「黒い聖域」


第一巻:本妙寺の変

第一巻:本妙寺の変
「要約」
森岡洋介、35歳。ITベンチャー企業『ウイニット』の起業に成功した、新進気鋭の経営者で資産家である。彼は辛い生い立ちを持ち、心に深い傷を負って生きて来た。その傷を癒し、再び生きる希望と活力を与えたのは、大学の四年間書生修行をした神村僧である。神村は、我が国最大級の仏教宗派『天真宗』の高僧で、京都大本山・本妙寺の執事長を務め、五十代にして、次期貫主の座に手の届くところにいる人物であった。ところが、本妙寺の現貫主が後継指名のないまま急逝してしまったため、後継者問題は、一転して泥沼の様相を呈し始めた。宗教の世界であればこそ、魑魅魍魎の暗闘が展開されることになったのである。森岡は大恩ある神村のため、智力を振り絞り、その財力を惜しみなく投じて謀を巡らし、神村擁立へ向け邁進する。しかし森岡の奮闘も、事態はしだいに混迷の色を深め、ついにはその矛先が森岡の身に……!続編『第二巻 裏切りの影』に続く。

第二巻:裏切りの影

第二巻:裏切りの影
「要約」
巨大仏教宗派『天真宗』の覇権を巡る争いは、ますます混迷の度を深めていた。ITベンチャー企業『ウイニット』社長・森岡洋介は、一度は凶刃に倒れたもの死地から生還し、次なる手段を講じていた。しかし、思いもよらない裏切りが森岡を襲う。裏切り者は誰か? 過去と現在が交錯し、さまざまな人々の思惑が駆け巡る。森岡は、どう決断するのか? 新たな手は何か? そして、森岡の宿願の第一歩が叶う日が来る……。続編『第三巻 修羅の道』近日公開。
 

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2013/04/01

阪神タイガースは巻き返せるか?:プロ初先発の藤浪は本物だ

Tweet ThisSend to Facebook | by:安岡久遠

『阪神は巻き返せるか:プロ初先発の藤浪は本物だ』

 

昨日のヤクルト戦、藤浪晋太郎が先発しました。結果は敗戦投手なりましたが、6回を3安打、2失点、自責点1、7奪三振は見事という他ありません。四球は多かったですがね。

 

特に、プロ初先発の第1打者を打ち取ったのにもかかわらず、エラーで出塁させてしまうという最悪のスタートとなったのを1失点で押さえるあたりは非凡でしょう。百戦錬磨の投手でも、先発した試合の第1打者への投球というのは緊張するそうです。

 

それが、高校を卒業したばかりのプロ初先発で、味方のエラーで出塁を許したのです。安打や四球であれば自分の責任ですから納得もできますが、エラーというのは精神的に相当落ち込み、動揺したことでしょう。

 

その後も、ランナーを出しながらも、本塁打を打たれるまで最少失点で押さえ込みました。

上々の出来で、本物であることを証明しました。むしろ、トントン拍子に押さえ込むより、彼の真価がわかったようで、将来の飛躍を確信しました。

 

できれば、打線が援護してやって初勝利をプレゼントしてやれれば最高だったのですが、こればかりは相手があることですので、ままなりませんね。首脳陣はMLBのように球数限定で育成するようですので、10勝以上は難しいかもしれませんが、2,3年後の身体が出来上がった頃には、日本のエースになっているでしょうね。

 

明らかに、田中將や前田建とは器が違いますし、ダルビッシュ級であると思います。ダルビッシュの1年目は5勝ですから、藤浪も5勝以上で御の字ではないでしょうか。

 

さて、サッカーの方にも明るい話題があります。私は期待している豊田、柿谷が順調に活躍しています。豊田は磐田戦でハットトリックし、4試合で6ゴールと得点王争いのトップに立っています。

 

長年、スポーツを観察していると、突然に覚醒というか確変するのがわかります。長友しかり、香川しかりで、最も顕著だったのが、W杯でのなでしこジャパンでした。なでしこジャパンは大会に入ってから一戦毎に成長していったのが、手に取るように分かりました。

 

豊田もそのゾーンに入ったようです。彼はユース時代、あの怪物平山の影に隠れていましたが、大変に期待されていた選手でした。185cmの長身のわりにスピードがあり、足元の技術もそれなりでした。それなりというのは、大型FWの選手にしては確かな技術があるということです。

 

しかしながら、プロになってからは鳴かず飛ばずで、このまま埋もれてしまうのかと思っていましたが、どうやら大器晩成型だったようで、早熟型だった平山と入れ替わるように頭角を現しました。このままの調子で、リーグ終了時に25ゴール~30ゴールを挙げているようだと、本格的に覚醒をしたということでしょう。

 

何度も書きましたが、ザッケローニ監督は1トップには、スピード型より、キープ型の選手を起用していますので、本来エースの前田が不調の現在、今年の活躍次第では、前田に取って代わる、いや少なくともハーフナー・マイクと代表を争う存在になりそうです。

ちなみに、そのハーフナーもオランダでミニ覚醒中ですね。この三人が高いレベルで競ってくれれば、非常に楽しみではあります。

 

一方、私のお気に入りの柿谷は順調そのものです。いまや、主軸としての自覚も十分で、チームを牽引しています。こうなると、返す返すも失った3年が惜しまれますね。彼が香川のようにサッカーに、人生に真摯に向き合って精進を重ねていたならばと思うと、忸怩たる思いになります。

 

むろん、まだ23歳ですからこれから努力を重ねれば、香川に追いつくことも可能ですが、何事にも時節というのがあります。スポーツ選手は特にそうで、学ぶ時期に学ぶべきことが決まっているのです。人間の脳の成長に合わせ情報や知識を習得するのと同じです。

 

スポーツでは『ゴールデンエイジ』といって、8,9歳頃~12歳頃までの運動能力が急速に発達する、まさに育成のスイートスポットで、一生のうちに二度と現れないスキル獲得の時期があるのですが、同様にユース年代にはスキルと同様、学ぶべき哲学があるのです。

 

哲学というのは堅くなりますが、要は精神面での成長が必要なのです。柿谷はその大事な時期を怠慢に過ごしてしまったのです。3年という年月を無為に過ごした代償は大きく、たとえば、現在の柿谷の姿は本来、三年前の20歳のときの姿とも言えるのです。

 

Jリーグであれば、さほど問題にはなりませんが、欧州移籍という観点からいえば、その後のステップアップにとって、この3年の遅れは大きな障害となります。香川のようにトントン拍子にステップアップは難しくなるでしょうね。

 

ただ、長友のような例もありますから、できれば今夏にドイツの中堅クラブに移籍して欲しいものです。そうすれば、来季の活躍次第で、一気にビッグクラブへの移籍の展望も開けるというものです。藤浪晋太郎がテーマでしたが、サッカーへのコメントが長くなってしまいました。

 

このブログを書いている途中に、『あちゃー』というまるで、4月1日、エイプリルフールのようなニュースが飛び込んできました。長嶋と松井に国民栄誉賞の授与ですって・・・・。

正直にいって、まじかよーという感じですね。これについては明日に書きます。

 


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