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黒い聖域

安岡久遠の小説「黒い聖域」


第一巻:本妙寺の変

第一巻:本妙寺の変
「要約」
森岡洋介、35歳。ITベンチャー企業『ウイニット』の起業に成功した、新進気鋭の経営者で資産家である。彼は辛い生い立ちを持ち、心に深い傷を負って生きて来た。その傷を癒し、再び生きる希望と活力を与えたのは、大学の四年間書生修行をした神村僧である。神村は、我が国最大級の仏教宗派『天真宗』の高僧で、京都大本山・本妙寺の執事長を務め、五十代にして、次期貫主の座に手の届くところにいる人物であった。ところが、本妙寺の現貫主が後継指名のないまま急逝してしまったため、後継者問題は、一転して泥沼の様相を呈し始めた。宗教の世界であればこそ、魑魅魍魎の暗闘が展開されることになったのである。森岡は大恩ある神村のため、智力を振り絞り、その財力を惜しみなく投じて謀を巡らし、神村擁立へ向け邁進する。しかし森岡の奮闘も、事態はしだいに混迷の色を深め、ついにはその矛先が森岡の身に……!続編『第二巻 裏切りの影』に続く。

第二巻:裏切りの影

第二巻:裏切りの影
「要約」
巨大仏教宗派『天真宗』の覇権を巡る争いは、ますます混迷の度を深めていた。ITベンチャー企業『ウイニット』社長・森岡洋介は、一度は凶刃に倒れたもの死地から生還し、次なる手段を講じていた。しかし、思いもよらない裏切りが森岡を襲う。裏切り者は誰か? 過去と現在が交錯し、さまざまな人々の思惑が駆け巡る。森岡は、どう決断するのか? 新たな手は何か? そして、森岡の宿願の第一歩が叶う日が来る……。続編『第三巻 修羅の道』近日公開。
 

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2013/06/26

コンフェデ杯・メキシコ戦で得た安心感

Tweet ThisSend to Facebook | by:安岡久遠

『コンフェデ杯・メキシコ戦で得た安心感』

 

所用が重なったため、ブログの更新ができませんでしたが、遅ればせながらメキシコ戦の感想を述べたいと思います。前もってメキシコ戦のキーポイントを記しておきましたが、残念ながらスタッツは下回り、結果も1-2の完敗でした。終了間際の岡崎のゴールは、チームにとってはあまり意味のないゴールですし、そもそもがオフサイドです。内容的には完敗でした。

 

マスコミ、評論家は一斉に酷評していますし、日本だけでなく世界の評価も芳しくありません。一見当然のようですが、天邪鬼である私の見解は異なります。前言を翻すようですが、メキシコ戦を見て、私はW杯本番ではよほどの運の悪い組み合わせ、いわゆる『死の組』に入らない限り、決勝トーナメント進出の可能性は高いと見ました。

 

確かに問題は山積しています。決定力の欠如、守備力の低さ、戦術眼の無さ、ゲームコントロールの不味さ・・・・しかし考えてみれば、決定力の欠如以外は今の日本代表になって初めて指摘される問題点です。これまでにあったとしても、それは少なくともアジアレベルを勝ち抜くものであって、世界で戦うためのものではありませんでした。しかも、今回は完全に自分たちの仕様で戦って表面化された問題点なのです。

 

もし、このメンバーで南ア大会のように守備的に戦ったら、日本はもっと良い戦いができたでしょう。南ア大会のパラグアイ戦でも、もし香川がいれば決勝点をもぎ取れたのではないかと言われたぐらいですから、たとえば細貝をアンカーに入れて、本田を1トップにすれば少なくとも失点は抑えられたでしょう。

 

日本代表が世界の強豪相手に自分たちのサッカースタイルで挑み、それなりに通用したことは初めてといっても良いと思いますしかも、『それなり』ではなく、大いに通用することが分かった大会でした。

 

というのは、日本代表はコンディションさえ万全ならば、イタリア戦で見せた戦いがブラジル相手でもできると確信します。振り返ってみれば、ブラジル戦はアジア最終予選のオーストラリア戦からドーハへ移動し、さらにブラジルへ移動しました。休養期間は3日しかなく、おそらく時差の解消が手一杯だったのではないでしょうか。

 

イタリア戦は日本が中3日だったのに対して、イタリアが中2日という不利な条件でした。日本代表は、時差も解消され休養も取れたため、コンディションは上がっていました。イタリアは中2日とはいえ、初戦を迎えるに当たっては日本より調整できたでしょうから、条件的にはそれほど日本が有利だったわけではありません。

 

メキシコ戦はともに中2日でしたが、日本が中3日、中2日だったのに対してメキシコは

いずれも中2日でしたので日本が有利のようですが、これもまた日本の大会前の移動を考慮すると同条件に近かったと思います。日本代表は、コンディションの悪かったブラジル戦と、メキシコ戦の前半の中盤以降は酷い内容でしたが、コンディションの良かったイタリア戦と、メキシコ戦の前半の途中までは内容で勝っていました。

 

このことから日本代表の一番の留意点はコンディションということになります。日本の選手は1対1において身体能力や体力に劣るため、あらゆる局面において『数的優位』を作らなければなりまん。したがって運動量が相手チームより多くなるのは必然です。同じ休養日であっても、日本人選手の回復が遅れるのはそのためです。ですから、同じ条件のメキシコにも途中から圧倒されたのです。

 

翻ってW杯本番は、少なくともGリーグは中4日の休養日があります。この期間があれば日本選手の体力はそれなりに回復するでしょうから、日本の持ち味が十分発揮されると考えます。私がGリーグ突破の可能性を確信した理由です。しかし、日本の目標がベスト4以上であるとすれば、決勝Tは中3日、あるいは中2日ということも有り得ますから、コンディションの問題が依然として暗い影を落とすことになります。

 

そこで、ザッケローニ監督の評価となります。3連敗を受けて彼への批判は強まっています。代表監督は大会での結果がすべてですから、当然といえば当然でしょう。私も交代選手の起用に疑問符を付ける者ですが、それにもましてこれまであまりに固定したメンバーで戦い過ぎだと思っています。

 

アジア最終予選で間違いを犯したくない、コンフェデ杯では結果を出したい、という気持ちは理解できますが、その結果バックアップの戦力に劣るという結果を招いてしまいました。いくら実力があっても、所属クラブで活躍しても、代表のメンバーに入って試合を熟さなければ十分な連携が取れないのは当然です。

 

これまで何度も言っていますが、遠藤の体力の劣化は否めない事実です。細貝では長谷部の代わりはできても遠藤のそれは到底無理です。CBの強化も必須です。FWもしかりです。質、層とも安泰なのは2列目とSBだけです。東アジア選手権でどのようなメンバーが選出されるかはわかりませんが、今の代表の控のメンバーでは、この先大きな伸びしろは期待できないと思います。

 

思い切って豊田、柿谷、山口蛍、柴崎、闘莉王あたりを代表に呼んで使って欲しいのですがねえ・・・・どうでしょうか。。

 

 



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