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黒い聖域

安岡久遠の小説「黒い聖域」


第一巻:本妙寺の変

第一巻:本妙寺の変
「要約」
森岡洋介、35歳。ITベンチャー企業『ウイニット』の起業に成功した、新進気鋭の経営者で資産家である。彼は辛い生い立ちを持ち、心に深い傷を負って生きて来た。その傷を癒し、再び生きる希望と活力を与えたのは、大学の四年間書生修行をした神村僧である。神村は、我が国最大級の仏教宗派『天真宗』の高僧で、京都大本山・本妙寺の執事長を務め、五十代にして、次期貫主の座に手の届くところにいる人物であった。ところが、本妙寺の現貫主が後継指名のないまま急逝してしまったため、後継者問題は、一転して泥沼の様相を呈し始めた。宗教の世界であればこそ、魑魅魍魎の暗闘が展開されることになったのである。森岡は大恩ある神村のため、智力を振り絞り、その財力を惜しみなく投じて謀を巡らし、神村擁立へ向け邁進する。しかし森岡の奮闘も、事態はしだいに混迷の色を深め、ついにはその矛先が森岡の身に……!続編『第二巻 裏切りの影』に続く。

第二巻:裏切りの影

第二巻:裏切りの影
「要約」
巨大仏教宗派『天真宗』の覇権を巡る争いは、ますます混迷の度を深めていた。ITベンチャー企業『ウイニット』社長・森岡洋介は、一度は凶刃に倒れたもの死地から生還し、次なる手段を講じていた。しかし、思いもよらない裏切りが森岡を襲う。裏切り者は誰か? 過去と現在が交錯し、さまざまな人々の思惑が駆け巡る。森岡は、どう決断するのか? 新たな手は何か? そして、森岡の宿願の第一歩が叶う日が来る……。続編『第三巻 修羅の道』近日公開。
 

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2013/10/30

サッカー日本代表・10月欧州遠征

Tweet ThisSend to Facebook | by:安岡久遠

『サッカー日本代表・10月欧州遠征』

 

遅まきながら今月の欧州遠征についてですが、大まかな感想を言えば「日本の代表によくあるパターンで負けた」ということですかね。

セルビアもベラルーシもW杯予選敗退国ですが、両国の実力は違います。私はセルビア戦は引き分け、ベラルーシ戦は勝利と予想していましたが、結果は2戦とも敗れました。

 

両試合に共通するのは、ボール支配率が60%を超えながら、カウンターに沈んだということでしょう。まあ、昨年のフランス戦の逆になったわけですが、それはともかくA代表だけでなく各世代に見られる試合内容です。U-17W杯の決勝T1回戦のスウェーデン戦が、さらにその傾向が色濃い試合でした。

 

もう少し細かく見ていきますと、期待の柿谷ですが、ほぼ初めての本格合流にしては連携が取れてはいますが、さすがに前田との関係のようには行きません。そもそも、これまでの代表のFWは前田でしたが、彼は万能タイプであり、DFの裏へ飛び出すタイプではありませんし、ハーフナーは完全なポストタイプです。これまで、裏への飛び出しの形はほとんど試していなかったのです。(2列目の追い越しはありますが・・・・)

 

つまり、今柿谷と模索している形は、ほとんど初めての試みです。しかも、柿谷自身も広島の佐藤寿人のように純粋な抜け出しタイプではなく、前田のように高度な技術に裏付けられた万能タイプです。前田より、やや裏への抜け出しが上手いという程度でしょうか。前にも書きましたが、私は、柿谷は2列目またはセカンドタイプのFWが適性だと思っています。ともかく、このまま柿谷の1トップで行くのであれば、彼の能力の高さに期待し、あと半年でなんとか高度な連携が取れるようになることを期待するしかありません。

 

しかし、DFは相変わらず低調ですね。このまま吉田と今野の固定でいくのでしょうか。DFだけでなくザック監督が本格的にメンバーを変更、テストしたのは柿谷だけという、なんという膠着ぶりでしょう。これを不安視する評論家諸氏、解説者は少なくありません。

中には監督交代を声高に叫ぶ者もいます。私は監督解任には反対でしたが、少なくともコンフェデ杯以降はもっとダイナミックに選手をテストすると期待していましたので、ガックリ感が強いのも否定できません。

 

サック監督の解任論、代表選考の是非はともかく、話をチームに戻しますと、この2戦の丁重なパフォーマンスを好意的に捉えれば、何事にもバイオリズムというのがありますから、この時期は低調の方が良いのかもしれないということですか。今年一杯低調で、年明けから上向き始め、6月にピークを迎える。そういう風に捉えることもできるでしょう。

ただ、11月のオランダとベルギーとの2戦は楽しみで、案外良い内容を見せるような気もします。


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